カテゴリ:movie( 13 )

雲は何色に見える?

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"What colours do you see in the clouds?"
" White......No, not white. It's yellow, gray, and blue."

空を見上げたフェルメールが女中のグリートに雲の色彩について問う場面。
真珠の耳飾りの少女』という映画で、印象に残っているシーンのひとつだ。
この台詞を聞いてから私は雲をみる目がだいぶ変わった。
白や灰色だけじゃない、黄色やブルーや紫などいろんな色を空に探すようになった。

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by zonnebloem | 2006-07-07 01:47 | movie

視点

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American Beauty という映画で、青年が自分の撮った映像を恋人に見せる場面がある。
あの嵐の前の静けさのような場面は妙に際立っていて、鮮明で、忘れられない。

上昇気流に乗るように、その場でくるくると舞う葉っぱを見つめながら、
自分の感じる「美」について言葉少なに語る青年。
「これが僕の美しいと思うものなんだ」
This is my sense of beauty, my image of love.
確かそんな言葉を口にしていたように思う。
そうやって彼に切り取られた日常の断片は、繋ぎ合わさって彼の世界になっていた。

大切なのは自分の視点。
私にはそんなメッセージに聞こえた。
今もあのシーンは私の心の隅にいつもある。
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by zonnebloem | 2006-05-16 22:12 | movie

Pobby & Dingan ~Opal Dream~

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なんどでも観たいと思う映画はなぜか子ども達が主人公のものが多い。
この「ポビーとディンガン」もそんな作品のひとつ。

原作本は、現代の「星の王子さま」と絶賛されたらしい。
「大切なものは目にみえないんだよ」、そんなキツネの声が聞こえてきそうな素敵な物語だ。


〔あらすじ〕
ポビーとディンガンはケリーアンの親友。ただし2人は彼女にしか見えない想像上の友達。
ある日、ポビーとディンガンがいなくなってしまい、心配のあまりケリーアンは病気になってしまう。そんな妹を勇気づけようと兄のアシュモルが動き出す。


「子どもにしかみえない世界」なんて本当はないのかもしれない。
人は自分の信じたいものしか心に捉えようとしないから、
扉が開いても、自分に必要ないと思えば簡単に見過ごしてしまうのだ。
だから、感じる心があれば目には見えない素敵なものと出会えるチャンスは、大人になってもあるのだと思う。サインに気づけるか、気づかないかの違いだけで。


あとこの映画のエンドロールで流れる子ども達の絵がとってもcuteです。
この映画に限らず、エンドロールは製作者の思いとか遊び心が散りばめられているので、見ていてとっても楽しい。
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by zonnebloem | 2006-04-21 22:41 | movie

ペッピーノの百歩/ I cento passi

e0064103_21485253.jpg先週観た『ペッピーノの百歩』。
すごくイイ映画です。余韻が残るという意味で。
本格的な骨太の社会派映画で、脚本と構成が素晴らしく、音楽の使い方も絶妙。最近観た映画の中では一番の満足度かも。

主人公のジョゼッペ(=ペッピーノ)・インパスタートは実在の人物です。
マフィアの世界がストーリーと強く関係していますが、映画そのものは「家族」「親子」に焦点をあて、「一個人の人間の尊厳」と「時代への反逆」を描いているので、定番マフィア映画とはかなり様相が異なります。


【あらすじ】
舞台はシチリアの街チニシ。一見穏やかなこの街はマフィアによって支配されている。主人公のペッピーノの家は、そのマフィアのボスであるターノ家から百歩しか離れていないところにある。ペッピーノの父もマフィアの一員である。当然、優秀なペッピーノも将来は一員になると思われていた。
だが、ペッピーノが青春を送った1960年代は若者による反体制運動がおこった時代。ペッピーノも仲間達と反マフィア運動を行う。そして、マフィアとの緊張は日に日に高まっていった・・・

マフィア映画といえば
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by zonnebloem | 2005-11-20 23:24 | movie

La Pianiste

e0064103_21302695.jpg先月コメント欄で話題にしていた「ピアニスト」をついに観ました。


〔ストーリー概要〕
ウィーン国立音楽院のピアノ教師、エリカ。厳格な母親のもとで育ち、いまだにその束縛と干渉の中で生活しているエリカに恋愛経験はない。そんな彼女に恋をし、求愛する青年ワルターが現れる。ただエリカには人とは違う性的欲望があって・・・



映画として素晴らしいのはよーく分かるのですが、好きかと聞かれると考え込んでしまいます。リアリティがあって、残酷で、「痛い」、作品ですね・・・。
観賞後の感覚も含めて、「Dancer in the Dark」(Bjork主演)に雰囲気が似てるかもしれません。

感じたこと・・など
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by zonnebloem | 2005-11-03 23:43 | movie

Charlie and the Chocolate Factory

e0064103_2162531.jpg先週 観にいったCharlie and the Chocolate Factory。期待通り面白かった!
チョコレート工場のオーナーWilly Wonka を演じるのは、Johnny Depp。大好きな俳優の一人。「ギルバート・グレイプ」を見て以来とっても好きです。出演している映画によって雰囲気が毎回違うのはさすが。そして、今回のCharlieでも風変わりなWonka を見事に演じてます。
Wonkaは 変な衣装に髪型と、かなりシュールな外見をしていますが、ジョニーが演じるとカッコよく見えるから不思議(笑)。 ちょっと浮世離れしてて、ときどきCuteで、でもひねくれてる部分や、意地悪な面も持ってて、人間味あふれるキャラクターになってました。
時々Haha. と、冷めた笑い方をするWonka ですが、私はあの声を聞いた途端「意地悪く、シニカルに笑うミッキーマウスの図」が浮かんでしまいました・・・ ハハ

この映画の主役はCharlie (とWonka)だけど、影の立役者はなんといってもウーパ・ルンパでしょう!!(あとリス!!調教されたリスなんて初めて見た・・・)
ウーパ・ルンパ役のDeep Roy、一人で100人以上のウーパ・ルンパ族全員の動きをしています。しかも一人一人全部動きが微妙に違うんです!!芸が細かい!(本人もインタビューで動きは撮影の度に変えたよ、と言ってるので間違いないと思う・・)
ウーパ・ルンパが、工場に招待された子供たちについて歌うシーンがあるのですが、各場面によって曲の雰囲気が全く違い、感動。それを作り出すクリエイター&作曲家ってすごいなぁと尊敬。
もちろん監督のティム・バートンも。
脇を固めるキャストもすばらしい役者さんばかりで、いい味だしてます(笑)

私はすごく楽しめたけど、あの世界観が理解できない!って人には全然面白くない映画なのかも・・・。(まぁ、何でもそうですが・・・。)

原作などにまつわる私の思い出
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by zonnebloem | 2005-10-16 20:23 | movie

Oct. 10th Cinema IQ

exite のHPを見ていたら「映画って本当にいいものですね~」の水野晴郎さんブログを発見。
覗いて見たら水野さん監修のCINEMA IQなるものがあったので早速トライ!

結果は、IQ 129 (28問中、18問正解)でした。
難しかった・・・。

一応 IQ 120以上だと「認定証」なるものが発行されます。(貰わなかったけど・・・)

4択方式だし、簡単にできるので興味があれば挑戦してみては?
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by zonnebloem | 2005-10-11 00:40 | movie

Oct. 5th The Lord of the Rings.その3

e0064103_115078.jpg完結編。The Return of the King.
監督自ら「一番撮りたかったのは三本目。三本目を撮るために前二作を撮ったようなもの」と言ってるようにスンバラシイ出来です。(もちろん前二作も素晴らしいのですが。)
SEE版(special extended edition)は約50分の未公開シーンが追加され、225分!! でも見終わっても全然疲れてなかった。もう1本見に行こうかな♪、そんな余力をたっぷり残す=全く退屈せず、かつ大満足で映画館を後にできる濃密な出来です。(分かりづらいな・・・)




監督やキャストがこの映画The Lord of the Ringsについて語っている記事を読むと、「Realityを出すこと」 を物凄く意識していたようです。その言葉の通り、描かれた世界がfictionであることを忘れてしまう位、細部までよくできています。人間、妖精、オーク、など登場人物や、舞台の背景など、原作を細かく研究してセットや小道具なども製作しているので、映画全体にすごく説得力があるのです。さすが製作期間8年、と思わせる職人技の仕上がりです。だから何度みても面白いんだろうなぁ。(私はまだ今回2度目だけど)

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by zonnebloem | 2005-10-06 00:45 | movie

Sep. 29th The Lord of the Ring.その2

e0064103_11485668.jpg第1部Fellowship of the Ring に続く第2部が、The Two Towers、「二つの塔」 です。

サウロン・サルマンが率いる巨大な「闇の勢力」と、人間・エルフ等の「白の勢力」が一大決戦を繰り広げる第2部。ヘルム峡谷の戦いは迫力満点ですごいです。(本当にあのセットを全部作ったというのだから驚き!)

第2部 完全版では、戦死してしまったボロミアの回想シーンが盛り込まれ、彼の置かれていた状況や優しい兄としての顔等を知ることができ、ボロミアの高感度アップ!

脱線。キャストについて。
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by zonnebloem | 2005-09-30 01:05 | movie

Sep. 28th Mother Teresa

e0064103_23293582.jpg「まるでマザーを見ているようでしたよ」

完成したこの映画を見て、マザー・テレサと実際に活動を共にしてきたシスター達が、
主演のオリビア・ハッセーにこう言ったそうです。

このエピソードを聞いて、この映画 Mother Teresaをどうしても見たいと思いました。


マザーが道に座っている若い母親とその赤子の前にしゃがみ、手を合わせ、祈る。
まだ映画が始まってから2分と経っていない、一言も台詞も語られていないその場面を見て、
私の目には涙が溢れました。


マザーが親子を見つめ、彼らの前に立ち、ゆっくりしゃがみ、祝福するように祈る。
本当にそれだけのゆったりしたシーンなのに、
気付いたら泣いていました。

自分でも本当に驚いたのですが、それは感情から流した涙ではなく、
本当に「溢れた」としか言いようがない涙でした。

Deeply touched.
きっとこう表現するほかないように思います。
まるで私まで彼女の祝福を受けたような、そんな錯覚を覚えました。


マザーの信念、愛、そして強さ。
そして彼女を支えた素敵な人々のことを伝えてくれる、素敵な映画です。
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by zonnebloem | 2005-09-28 23:40 | movie